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oiatemtp

2011年09月19日

やっぱり怖い急性緑内障・・・

先日、地域新聞のコラムを読んでいてビックリ!
冬美は緑内障といえば、知らないうちにユックリと進行するイメージがありました。

でもそれは慢性タイプの緑内障で、急激に進行するタイプのものがあるそうです。

症状は突然出て、眼の痛み・充血・視力低下という眼に関するもののほかに頭痛・吐き気・嘔吐もあるのだとか。

このような症状が急激に発症するため、くも膜下出血や胃腸炎などと勘違いされることもあって
脳外科や内科を受診してしまうこともあるとのこと。

確かにこんな症状が出たら、脳の異常か胃腸風邪のひどいものかとか思ってしまいそうです。

夜に発症しやすいため、眼科を受診するのが遅くなって
眼の機能に障害を起こしたり、失明したりしてしまうことも・・・。

40代以降の女性で遠視の強い人が発症例に多いそう。

急性緑内障発作は、発見が遅れると数日で失明してしまう
おそれがあるので一刻も早い治療が必要!

くも膜下出血や胃腸炎と勘違いしないためには、急激な頭痛や嘔吐があった時に“目が見えなくなっていないか”を確認して、
その時は眼科をすぐに受診するようにしましょう。

とはいっても、頭痛と嘔吐といったら脳か胃腸かと思ってしまうのでは・・・?
一応、頭の片隅にこういう病気もあるんだ!と覚えておかねばと思いました。


そもそも急性隅角閉塞症とはこれまで急性緑内障発作と呼ばれていた病気です。
病気には突然起こる急性の病気と、だんだん悪くなる慢性の病気があり、緑内障は基本的には慢性疾患です。

ただ、その中に急性緑内障発作と呼ばれていた病気があります。ある日突然眼圧がものすごく高くなり、かすみ目、目の痛み、吐き気、頭痛などの症状が出ます。吐き気や頭痛のために内科にかかる方もいらっしゃるぐらいです。
放置しておくと短期間に大きな視力障害を残してしまい、場合によっては失明することもあります。

隅角(排水口)が完全に閉塞してしまったときに起こります。
この排水口が狭い人が欧米人に比べ日本人、特に高齢で遠視気味の女性に多いといわれています。

元々狭くて余力のない隅角が何らかの原因で閉塞してしまうと、目の中に水が入ってくるばかりで出て行かないという状況になってしまいます。そうなるとボールに空気を入れすぎたときのように目がかちかちに張ってしまいます。これが急性発作の状態です。

この急性緑内障発作を起こされる方は緑内障性の視神経障害や視野欠損を生じていない方がほとんどなのです。つまり、急性発作を起こす前は緑内障にかかっていない健康な目だったということです。
また、速やかに治療が行えた場合は瞳の大きさが変わらなくなってしまうなどの後遺症が残ることがありますが、緑内障性障害を残すことなく治ります。

そのため、緑内障診断ガイドラインでは、緑内障という言葉を病名から削除して、この病気は急に隅角が閉塞する病気であるという意味で急性隅角閉塞症と呼んでいます。

急性隅角閉塞症が起こりそうかどうかを判断するときに助けになるのが、暗室うつむき試験と生体長音波顕微鏡検査です。
また、この病気が起こるとできるだけ速やかに隅角の閉塞を解除し、目の中の水を排水できる状態にしなければなりません。
そのためのレーザー治療、手術治療などいくつかの治療法があり、その人の目の状態によって最適な治療法を選択することになります。

目の手術 その前に!

急性緑内障について

緑内障とサプリメントについて


タグ :緑内障

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Posted by oiatemtp at 21:14│Comments(0)急性緑内障
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